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まるか
筆者
20年以上フリーランスでグラフィックデザイナー兼ディレクターをやっています。
出版|広報|WEBディレクション
2023年8月開設。これから記事を増やしていきます!  ■■■ 届けフリーランスのクリエイターへ ■■■

必須!フリーランスは独自ドメインをとろう|ホームページのつくりかた3【独自ドメイン編】

独自ドメイン編アイキャッチ
この記事はいまココ|ホームページの作りかたの3独自ドメイン編
悩んでいる顔
  • 「ホームページ作成サービスで支給のドメインのまま」
  • 「ドメインは気になってるけどどうすればいいか…」
  • 「プロバイダーのドメインのメアドを使ってるよ」

このようなクリエイターさん、
ぜひ独自ドメインを取得して自身をブランド化しましょう。

この記事を読めば、なぜ独自ドメインを取得するべきなのか、
どのように取得すればいいかがわかるようになります。

読みたい記事にとべる目次

独自ドメインとは一軒家住所みたいなもの

ホームページを立ち上げるには、
ドメインとサーバーの両方が必要になります。
独自ドメインを持っていると、
URLはサーバーに依存ぜずにすみます。

あと、ビジネスに対しての姿勢が垣間見え、
お仕事先や外注先にプチ安心感を与えられると思っています。
名刺もシンプルになりますし。

作成には、WordPressを使うにしろ、
WixやJimdoなどの作成サービスを利用するにしろ、
自分でコーディングするにしろ、
ホームページが変わってもURLを変えずにすみます

携帯電話のモバイルナンバーポータビリティみたいな感じですね!

まるか

このサイトは、独自ドメイン
marca-designer.com
を使っています。

経費は.comで年間1,500円前後
レンタルサーバーが無料で提供してくれる場合もあります。
(参考:「レンタルサーバーを介して取得する方法」)

また、独自ドメインはURLだけでなく、
メールアドレスの@から右側の文字列にもなります。
例:××××××××@marca-designer.com など

持つべき独自ドメイン名

著者の考え方はシンプルで、
フリーランスがお仕事用に取得すべきドメイン名候補は次の通り。

屋号(事務所名)
 または
個人名(苗字またはフルネーム)

筆者が自身の苗字と事務所名でそれぞれドメインを取ったときは、
インターネットの普及率がまだまだ低かったため
選びたい放題!と言っても過言じゃなかったです。

まるか

筆者の事務所名のドメインが
今では高額査定になっているようで。
ヒヒヒ…(売らんけど)

最近は、ほしいドメインを取ることが難しくなってきており、
ドメインの転売を目的とした業者もいるようです💢

そういった事情もあり、お目当てのドメインがあるなら、
ドメインだけでも先に取っておくことをおすすめします!
要は、早い者勝ちです。

フリーランスなら「.com」「.net」「.jp」がおすすめ

独自ドメインではTLD(トップ・レベル・ドメイン)を選びます。
TLDは、ドメイン名文字列の一番右の部分
marca-designer.comなら「.com」の部分のことです。

URLアドレスとして認知度が高いもののなかで
フリーランスに特におすすめなのは次の3つ。

.com .net .jp

ドメインの取得ルールが定められているものもあります。
「.co.jp」は企業(法人)、
「.or.jp」は学校や社団法人・財団法人などを含む組織、
など。

それ以外は原則なにを選んでもいいわけですが、
お仕事用ですからアドレスに対し不安要素は除外したい
.com .net .jpの3つは
長く使われていることもあり信頼感があるでしょう。

まるか

見慣れないドメインだと、
真面目なサイトにも関わらず、
一瞬「怪しい…?」って思ってしまいませんか?

とはいえ、他がダメというわけではありません
筆者もひとつは「.club」を使っていますが、なんら差し支えはないです。
欲しいドメインが取れない場合など、選択肢に入れてよいと思います。
迷っているならまず.com .netを見てみましょう。

.jpは、次の「Whois情報」について少しルールが変わりますので、
次の章で解説します。
ご確認のうえ検討してください。

Whois情報公開に注意して選ぶ

ドメインには、Whois情報の登録が義務づけられています。

Whois情報には次の個人情報が含まれます。

・ドメイン名/登録日/契約満了日
・ドメイン登録者の氏名・住所・電話番号・メールアドレス

めちゃ個人情報!

その登録情報は第三者へ公開されます。
だれでも確認できる状態にしなくてはいけないのです。

ご安心あれ。
個人で独自ドメインを取得することも多くなった今の時代、
個人情報を保護するために「Whois情報公開代行」ができました。

ドメイン取得者はWhois情報を登録しますが、
個人情報を公開したくない場合には、代行業者情報を公開する

代行業者となるのは、
主にドメイン登録サービス会社やレンタルサーバー会社で、
一般的に利用は無料でできます。

無料ですし、セキュリティ的にも積極的に利用した方がいいです。

まるか

著者が最初に取得した頃は
代行サービスがありませんでしたので、
当時の東京赤坂の住所や電話番号と、
現役のメアドを晒しまくっていました。

著者が利用しているムームードメインでは、
コントロールパネルにおいて、
公開情報を選択できるようになっています。

ムームードメイン|Whois情報公開選択画面
ムームードメインのコントロールパネル|Whois情報公開選択画面

「.jp」は個人情報が一部公開されることも!

ありがたいWhois情報公開代行ですが、
全てのドメインに代行が使えるわけではありません

日本語ドメインには対応されてないこともありますので、
契約前に確認が必要です。
各社「ドメイン料金一覧」に記されているかと思います。

「.jp」においては、一部個人情報を公開されることがあります
たとえばムームードメインの場合、次のようになっています。

JPドメインは【登録者番号】【公開連絡窓口番号】という2つの情報を用いてWHOIS情報の公開が行われます。
このうち【登録者番号】に含まれている「登録者名」の情報は、お客様ご自身のお名前、または管理組織名の設定していただきます。

【公開連絡窓口番号】にて設定する連絡先情報については、弊社の代理公開情報を選択していただけましたら電話番号や住所といった個人情報は公開されません。

ムームードメイン よくある質問「JPドメインの個人情報をWHOISで公開したくないのですが」

(うすら日本語がおかしいですが…)
要するに、名前は公開されるぞ、
でも希望すれば、連絡先は公開されることがないぞということ。

名前も晒したくないと思う人は「.jp」を避けるのが無難でしょう。

見かた次第では「.jp」は身元がはっきりした人が使用しているとも言えますね。
信頼につながるかもしれません。

独自ドメインの取得には2通りの方法がある

  • ドメイン登録サービス
  • レンタルサーバーのオプションサービス

ドメインだけを取得する場合は、
ドメイン登録サービスを利用します。

ドメイン登録サービスには、
ムームードメイン、お名前.com、Xdomainなどがあります。

空いているドメインであれば、どんなドメインでも取得できますが、
ドメインの種類によって料金が異なります

もし「やっぱり使わないや」となったら
そのまま更新せずにおけば、勝手に手元を離れていきます。

もうひとつの取得方法は、
レンタルサーバー会社を介する方法です。

レンタルサーバー(一部ホームページ作成サービスにも)の契約者に、
無料でドメインを提供している会社があります。

ただし、一定のプランにおいてのみであったり、
ドメイン種類の対象が定められたりします。
先ほど紹介した.com .netは対象となっていることが多いです。

それぞれの方法を解説します。

1 ドメイン登録サービスを利用して取得する方法

まるか

契約はめちゃ簡単です!

1 希望の文字列を入力

「欲しいドメインを入力」に希望の文字列を入力
検索」をクリック。
この際、TLD(ドメイン右の部分)は必要ありません。
例:marca-designer

ムームードメイン|検索する
〔PR〕 取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─

2 希望のドメインをカートに入れます

希望の文字列からTLDを選びます。
取得可能なドメインには「カートに追加」ボタンが表示されますので、
選んでカートに追加をクリック。

ムームードメイン|トップドメイン選択

ここに出ている料金は新規取得(1年目)のものになります。
2年目以降は「ドメイン更新料」となります。

3 確認して申し込みます

ここでは例に「marca-designer.net」を選んでみましょう。
カートに追加しました」画面が表示されるので、
お申し込みへ」ボタンをクリック。

ムームードメイン|カートに追加

4 購入者情報を入力する

申し込み画面が表示されるので、適宜入力してください。
著者の場合はすでにムームーIDを持っているので
次のような画面でログインを促されます。

ムームードメインで2個目以上を取得する場合も
次の画面同様になります。

ムームードメイン|申し込みへ

どの登録サービスで申し込むかは重要ではない

独自ドメイン契約中はあなたのものです。
申し込み時の登録サービスによって、管理画面などが異なります
更新時に変えたければ、他のドメイン登録サービスへ移行できます
ですので、ドメイン取得自体は深く悩むことはありませんよ。

最近では、ムームードメインよりもお名前.comのほうが
お安いのではないか…?と思い始めているのですが、
慣れたコントロールパネルで一括管理しているので
著者はムームードメインを使っています。

まるか

まるかは長年ムームー
使いやすいです

ムームードメイン|ドメイン一覧画面
ムームードメインのコントロールパネル|ドメイン一覧画面
〔PR〕 ムームードメイン

2 レンタルサーバーを介して取得する方法

最近では、レンタルサーバーのサービスの一環として
ドメインが無料になることがあります。

覚えていますか?
WardPressなどでホームページを作る際には、
独自ドメイン + レンタルサーバー
の準備が必要でした。

レンタルサーバーを契約して、
独自ドメインが無料で管理できる。
使わない手はありません!断然お得!!

各サーバー会社、指定のプラン
条件を満たした場合に無料利用ができるようになっています。

筆者が最近新しく契約したエックスサーバーを例に、
解説します。

まるか

最近、管理画面が新しくなって
わかりやすくなったんですよ!

エックスサーバーの「独自ドメイン永久特典」

エックスサーバー|無料独自ドメイン
エックスサーバー管理画面

エックスサーバーのレンタルサーバーには、
料金が安い順に、
スタンダード/プレミアム/ビジネス
の3つのプランがあります。

フリーランスがホームページで利用するには、
スタンダードのプランで十分だと思われます。

まるか

著者もスタンダードです
不自由なくて満足!

スタンダードプランの場合、
独自ドメイン永久無料特典」を利用するには
次の条件が適用されます。

スタンダードを新規で申し込む場合は12ヶ月以上で!

条件
・12ヶ月以上の契約期間で料金の支払いをする
・「自動更新設定」を有効化する

契約期間は3ヶ月から選択できますが、
長ければ長いほど月額料金が安くなりますので、
年契約を考えるべきでしょう。

この2つの条件は難しいものではありませんね。

まるか

著者は最も長い3年契約にしていますが、
3年なんてすぐ経っちゃいます。

12ヶ月以上のご契約:独自ドメイン1つ無料
24ヶ月以上のご契約:独自ドメイン2つ無料

ただし、取得できるドメインは次の通り限られています。

独自ドメイン1つ目
.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click のいずれか
独自ドメイン2つ目
.blog / .online / .site のいずれか

※1つ目と2つ目は逆でも可。

.com や .net で複数ドメインを取得するには
ドメイン登録サービスを併用するのがよいでしょう。

プレミアムでは「.jp」も無料

プレミアム、ビジネスプランでは
1つ目の独自ドメインに「.jp」も無料にできます。

そのためだけにプレミアムに申し込むよりは、
「.jp」はドメイン登録サービスを使った方が
経費をおさえられます。

「独自ドメイン永久特典」のデメリット

メリットしかないと思われるレンタルサーバーの特典ですが、
注意点があります!

独自ドメイン永久無料特典が適用されたドメインを、
他社へ移管する場合は、特典の解除手数料がかかります。

また、独自ドメイン永久無料特典を、
別のドメインへ変更する場合も同様、解除手数料がかかります。

解除手数料は、ドメインの1年分の「更新料金」です。
更新料金は、ドメインの種類(TLD)によって異なります。

エックスサーバーについては、次の記事
ホームページのつくりかた4【レンタルサーバー編】
も参考にしてみてください。

さいごに

フリーランスデザイナー(イラストレーターさんも!)が
独自ドメインを利用する理由は、
URLアドレスが変わらない利便性と
ブランディングをしている雰囲気を出せるから。

独自ドメインを取得するだけならば、
手続きはあっけないほど簡単です。
ぜひトライしてみてください。

フリーランスデザイナーがホームページを立ち上げるために
この記事が参考になれましたら嬉しいです!

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