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まるか
筆者
20年以上フリーランスでグラフィックデザイナー兼ディレクターをやっています。
出版|広報|WEBディレクション
2023年8月開設。これから記事を増やしていきます!  ■■■ 届けフリーランスのクリエイターへ ■■■

HP作成サービス7社を比較!|ホームページのつくりかた2【ツール編】

ツール編アイキャッチ

一部WordPressについての記載を、ホームページのつくりかた5【WordPress編】に移しました。

この記事はいまココ|ホームページの作りかたの2ツール編

ホームページのつくりかた1では、
最低限入れるべき情報コンテンツについて解説しました。

今回はホームページを作るためのツールについて紹介します。

悩んでいる顔

「作成サービスの違いがわからない」

「ホームページまで手をつけられてない」

「何を使ってホームページを作るべきか迷ってる」

と思っている人に向け
ホームページをつくるツールを紹介します!

まるか

著者は、WordPress(ワードプレス)を使っています。

以前はBiNDというデスクトップアプリを気に入って使っていました。
しかし、筆者の環境下でのサポートが終わり更新できなくなってしまったので、
2019年頃やむなく作り直しました。
今は新しくBiNDupとしてサービスが始まっているようですね!

まるか

使ってみたいけど、
開発者都合にふりまわされるのは
やだなぁ…

そんなわけでWordPressを使ったのですが、
慣れるまではむずかしかったです。。。

しかし、自身でホームページをつくるための
WEBサービス
は、いくつも提供されています。

この記事では、
ホームページ作成サービスには
どのようなものがあるのかを、
整理しながら解説していきます。

 WEBのことはよくわからない…という
   グラフィックデザイナー、イラストレーターに
   わかりやすく書いてあります。

 マークアップ言語で構築できるよ…という
   WEBデザイナーさんには、よちよちすぎる記事です。

読みたい記事にとべる目次

WordPress

おすすめポイント

著者も使用しているWordPress、
おすすめのポイントを紹介します。

将来性の面で安心

著者は、使用していたサービスのサポートが終了し、
やむなくホームページを作り直した話を先述しました。

一方、WordPressは全WEBサイトの世界シェア約43%。
とんでもない普及率です。

WordPressなら、
急になくなることもないでしょうし、
仮にサポートがなくなっても、
データはサーバー上に残ります。

WordPress自体には料金がかからない

WordPressを利用するのに、
契約料や使用料はかかりません。

WordPressを利用するために必要な、
レンタルサーバーの使用料金がかかります

安いものですと月額220円から契約できます。
参考【レンタルサーバー編

また、サイト作成に必要な
WordPressのテーマには
有料のものと無料ものがあります。

WordPressのテーマは、
ざっくりテンプレートのようなもの
考えて大丈夫です。

WEB知識がちょっとだけ身につく

自分でレンタルサーバーの準備をしているうちに
サイト表示のしくみが、ちょっとわかってきます。

また、WEB用語がちょいちょい使われているので、
著者も知らずと知識が増えました。

更新が簡単

投稿機能で、誰でも簡単に記事更新ができます。
特に、ニュースや近況などを
お知らせしていきたい人にとっては
日々の更新作業がとても楽になります。

デメリット

ぜひともおすすめしたいWordPressですが、
WEBシロウトにとっては難点もあります。

利用開始までに準備が必要

このあと紹介する
ホームページ作成サービスのように
契約してすぐ使い始めるることができません。

まずはドメインを取り、
サーバーを契約、WPをインストールして
ようやく作業に入れます。

他よりも多少手間がかかると思ってください。

やっぱりちょっと難しい

プログラムや言語の知識がなくても
簡単にサイト構築ができます。
印刷畑の著者が作れたくらいです。

でも!難しかったな。
作り方の情報がネット上にたくさんあるので
助けてもらいながら作りました。

テーマ選びで悩む

多くの人に利用されているWordPressだけあって
テーマの種類も多いです。

デザインの好みに引っぱられがちですが、
カスタマイズ次第でもあります。

デザイナーとしては、
ギャラリーページが作りやすいものが
いいかなと思っています。

まるか

最初にこれで時間をとられました…

いいところも、悩ましいところもある
WordPressでしたが、
次に、他の作成サービスを見てみましょう!

各社、初心者に使いやすいよう
操作性にも工夫をこらしています。

特徴もそれぞれなので、
あなたがつくるコンテンツに
適したサービスがあれば検討したいですね!

ホームページ作成サービス7つの特徴

ホームページ作成サービスでは、
自身でサーバーを借りる必要がなく
サービスひとつの月額利用料だけで手軽につくり始められる点が魅力です。

作成の手軽さから考えると、
WordPressより優っているでしょう。

ドラッグ&ドロップ操作で作成できるものが多いです。
直感的に作ることに慣れているクリエイターにはいいですね!

ホームページ作成のツールを使用するなら
次の2点は確認してください。

  • 独自ドメインは使えるか
  • 広告は非表示にできるか
  • 継続できる料金設定

それでは、著者が面白いなーと
興味を持っているサービスを
7つピックアップして特徴を比較します。

特徴料金
Wix・ドラッグ&ドロップ操作で作成できる
・動きのあるサイトを簡単に作成できる
・無料テンプレートが約800種類
無料/1,200円〜
Jimdo・ドラッグ&ドロップ操作で作成できる
・AIによるアシスト機能がある
・テンプレートが約100種類
無料/990円〜
BiNDup・画像やアニメーションも簡単に作成できる
・オンラインショップ解説可能
・テンプレートが約400種類
無料/528円〜
Goope・イベント予約機能がある
・37個のテンプレート(ポートフォリオ含む)
1,100円〜
Google Sites・Google サービスとの連携ができる
・共同編集できる
無料/980円〜
Ameba Ownd・外部ECサイトやSNSとの連携ができる
・無料で独自ドメインの設定ができる
無料/960円〜
ペライチ・ランディングページが作成できる
・決済機能が搭載されている
無料/1,465円〜

それぞれの特徴を、詳しく見ていきます。

Wix(ウィックス)

Wixサイトトップページ

Wix(ウィックス)

著者の周りでは、利用しているクリエイターが多いサービスです。
作品も多く掲載できています。

無料プランでは、Wixのロゴが表示されます
自分のコンテンツに集中してほしいなら
ロゴは非表示にしたいところ。

有料プランなら、Wixロゴの非表示に加え
カスタマーケアを24時間利用できるようです。
独自ドメインも設定可能

フリーランスが利用するとしたら次のプラン。
パーソナルプラン料金:1,200円/月
スモールビジネスプラン料金:2,100円/月

スモールビジネスプランには、
基本的なサイト分析やオンライン決済機能が付きますが、
あとからでもアップグレードはできますので、
パーソナルプランで始めるのがよいでしょう。

無料プランパーソナルスモールビジネス
独自ドメイン利用
Wixロゴ非表示
データ容量500MB2GB50GB
料金無料月額 1,200円月額 2,100円

Jimdo(ジンドゥー)

Jimdoサイトトップページ
ありえないほど簡単にホームページができる【ジンドゥー】

KDDIグループ運営のサービス。
個人から中小企業まで利用されており、
国内約170万サイトが作られています。

ドメイン取得もジンドゥー内にて可能で、
有料プランでは、初回契約期間に限りますがドメイン費用が無料
契約2年目以降は「.com」や「.net」などの
基本ドメインは1,650円で利用できます。

2つのプロダクト

ジンドゥーAIビルダーと、
ジンドゥークリエイターがあります。

まるか

著者はジンドゥークリエイターの
Proプランがベストだと考えますが、
それぞれ紹介しますね。

Jindoは、書籍書籍も多く出ており
作成や活用方法についての
情報が豊富なのも魅力のひとつです。

ジンドゥーAIビルダー

「ジンドゥーAIビルダー」というホームページを
AIが作成をサポートしてくれるプロダクトです。

サクサクとすぐにサイトを完成させたい人向け。
作成アシスタント機能が付いていて、
質問に答えていくだけで、
AIが業種や目的に合わせて
ホームページを作成してくれます。…すごい。

基本機能を使える無料プランが用意されていますが、
独自ドメインの利用ができません。
独自ドメイン可、広告も非表示にでき、
優先サポートを受けられるSTARTがおすすめ。
STARTプラン料金:11,880円/年(月額換算990円)

PLAYSTARTGROW
独自ドメイン利用
Jimdo広告非表示
容量500MB5GB15GB
料金無料月額換算 990円月額換算 1,590円

ジンドゥークリエイター

「ジンドゥークリエイター」は、
細かいカスタマイズが自在なプロダクト。

用意されたレイアウトを選択し、
写真と文章を差し替えたらOKというもの。

イメージ通りに進められるので
おすすめのプロダクトです。

ブログ機能(とネットショップ機能)がつきます。
ニュースやお知らせを楽に更新できます。

独自ドメイン可、広告も非表示にでき、
優先サポートを受けられるPROがおすすめ。
PROプラン料金:14,400円/年(月額換算1,200円)

FREEPROBUSINESS
独自ドメイン利用
Jimdo広告非表示
容量500MB5GB無制限
料金無料月額換算 1,200円月額換算 2,600円
上位プランのSEO PLUS, PLATINUMはフリーランスにはtoo muchなので外しました。

専門スタッフにお任せできるパックプラン

別途、プロがホームページを作成してくれる
『ホームページ制作パック』というプランが用意されています。

制作会社を探すのも結構不安なもの。
Jimdoの専門スタッフにお願いすれば、
基本設定もやってくださるとのこと。

そのお値段 298,000円〜
とはいえ固定費0円でもつかえるので、
毎月のランニングコストを削減することもできます。

「更新は自身でやりたいけど、最初はお金をかけてもいいものを」
という人は検討の価値ありですね!

ただ、自分でつくれるようになっていないと、
リニューアル時など、今後もずっと
作成を依頼することになってしまいそうです。

BiNDup(バインドアップ)

BiNDupサイトトップページ

BiNDup(バインドアップ)

レイアウトを自由にブロック編集できます。
このブロック編集はBiNDの頃から使い勝手よく
ファンとなった理由の一つです。

先述したCMSとして使えるので更新が簡単です。

バナーも作成できますので、
クリエイターには楽しいサービスといえるでしょう。

「世界共通のHTMLやCSSに対して、
 BiNDupアプリ独自のルールが覚えづらい」
そう感じる人もいるようです。

ネット知識がそれほどない人に向けて
つくられているということですね。

とはいえ、物足りなさはないようです。
先述したWordPressのテーマを作成できるとのこと。
BiND for WordPressの機能を使い、
WordPressテーマデザインを好きに編集できるなんて
めちゃ魅力。

エントリーコースは月額528円で初年度は無料ですが、
広告表示があります。
テンプレートが400種類以上あるのはさすがです。

基本コースでは、独自ドメインOK、
広告表示なし。使用できる機能も増えます。
オフライン編集も可能
最大30日間の無料トライアルができます。

ビジネスコースは、チーム運用ができ、
オンライン予約システムが搭載されます。
店舗などには便利ですが、
フリーランスデザイナーにはtoo muchです。

エントリーコース基本コースビジネスコース
独自ドメイン利用
BiNDup広告非表示
容量500MB5GB15GB
料金月額 528円
(初年度無料)
月額換算 2,728円
(月払い:3,278円)
月額換算 8,983円
(月払い:10,780円)

Goope(グーぺ)

Goopeサイトトップページ
\かんたん・低コスト・豊富な機能/ホームページ作成なら「グーペ」

Goopeには、オンライン予約受付機能があるのが特徴です。
おもしろそうですが、
デザイナー、イラストレーターには
通常必要ないかと思われます。
セミナーやレッスン、ワークショップを開催している人
集客もみこめて便利に使えそうです。

特に「お知らせ」の更新が簡単で、
SNSと連携させると同時投稿が可能です。

「かんたんSEO設定」で
検索結果への対策もされています。
独自ドメインの設定も可能

積極的に顧客を集めたい営業スタイルの人
向いてます。

テンプレートは無料と有料合わせて、
37種類と少ないですが、
色やレイアウトの組み合わせで、
バリエーションが4,000種類以上にもなります。

写真や作品が映えるデザインテンプレートが用意されていますが、
簡単に細部の設定ができるほか、
知識があれば、HTML・CSS編集も可能です。

提供元のGMOペパボは、
レンタルサーバーのLOLIPOPやheteml
ドメイン取得サービスのMuuMuuDomain
ハンドメイドマーケットのminne など
おなじみのサービスも提供している会社です。
安心感がありますね。

無料プランはありませんが、
おためしで15日間無料で使えます。

ライトプラン:1,100円/月12ヶ月契約
独自ドメインの利用は可能で、
新規取得や管理もできますが
有料オプションです。

ライトスタンダード
独自ドメイン利用
Goope広告非表示
容量5GB50GB
料金月額換算 1,100円
(1ヶ月契約 1,650円)
月額換算 3,300円
(1ヶ月契約 3,850円)

Google Sites(グーグルサイト)

Google Sitesサイトトップページ

Google Sites(Googleサイト)

Googleさま、無料で利用できるうえに
Google Workspaceなどとの連携が可能です。

サイトの編集を他の人と共同して行う場合は便利です。
所有者、編集者、閲覧者などの権限レベルを設定可。
数人で作業されたい人には良いですね。

ドラッグアンドドロップ編集ができます。

無料ですし、みなご存じGoogleのサービスなのですが、
筆者の周囲で利用しているという話を聞きません。。。
なぜかしら。
なにか作りたいものができたら
一度 Google Sites を試してみようかと思います。

Ameba Ownd(アメーバーオウンド)

Ameba Owndサイトトップページ

Ameba Ownd(アメーバーオウンド)

無料で10ページまで作れますが、広告が表示されます。
ヘッダーとフッターには「Ameba Ownd」ロゴの表記も。

広告などを非表示にするには、
プレミアムプランにする必要があります。
料金は月額960円、年額ですと9,600円で、
ページ数と画像ストレージが無制限になります。

上記の料金で、ホームページのほか
ブログ(Amebaさんですから強そう!)や
ネットショップも作成できます。

デザインテーマはシンプル系でいまどき感あり。
特にSNS連携がスムーズで便利です。

Amebaのマイページで
ホームページの更新情報も確認できるとのことで、
Amebaブログユーザーには嬉しい機能ですね。

ベーシックプレミアム
独自ドメイン利用
Goope広告非表示
容量1,024MB無制限
料金無料月額換算 800円
(1ヶ月契約 960円)

ペライチ

ペライチサイトトップページ
ペライチ

ペライチはネーミング通り、
LP(ペラサイト)に特化したサービスです。

LPとは簡単に表現すると「縦に長いサイト」。
ものやサービスを売るために用いられるページ構成です。

デザイナーのホームページとしては
いまいちなのですが、
メニューを作るまでもなく、
「とにかく最初ページで自己紹介したい」
といった場合にはおすすめのサービスです。

掲載する作品を代表作に絞り
スクロールで見せるのもおもしろいと思います。

特に、作品をギャラリーにするほどでもない
という人には、検討の余地ありです。

1ページを充実させるわけですが、
広告が表示にできる有料プランでは
3ページから〜
分けて紹介することもできるので、
実は筆者も興味を持っているサービスなのです。

まるか

デザイン性の高いLP
簡単に作成できる点では、
ペライチが唯一ではないでしょうか。

決済機能もあるので
オリジナルグッツショップなどの
商材に利用するのが便利ですね。
想像力がふくらみます。

フリープランは無料で1ページが作成可能。
広告が表示され、独自ドメインも不可。
プランによって作成できるページ数と決済手数料が変わります。

ライトプラン:月額換算1,465円
独自ドメインが利用でき、広告非表示。
決済を使うときは6%+40円の手数料です。
(決済機能を使う場合はレギュラープラン3.5%がおすすめです)

サポートは作成前、作成後にかかわらず、
チャット、zoom、セミナーが用意されています。

全てのプラン
会員登録から1ヶ月間、無料で使用できます。

フリープランライトプランレギュラープランビジネスプラン
独自ドメイン利用
広告非表示
容量13520
料金無料月額換算 1,465円
(1年契約)
月額換算 2,950円
(1年契約)
月額換算 3,940円
(1年契約)
上位プランのプロフェッショナルプランはtoo muchなので外しました。

さいごに

ツールは触ってみて違うなぁと思えば
リニューアルとして変更できるものです。

とはいえ、面倒ですし手間は省きたいので、
最初によく検討してくださいね。

自身のホームベースとなるサイトですが、
こだわりすぎると、いつまで経っても
公開できなくなってしまうかも
しれません。

まるか

時間をかけて育てていけばいいです。

公開をしてしまえば、追加したい情報も見えてきますし、
不自由な点もわかってきます。
まずは1歩目を作って公開しちゃいましょう!

次は、ドメインについて解説しています。
今回紹介した作成サービスでも
独自ドメイン利用可のプランがあります。

フリーランスは独自ドメインを持っておくべきですので
3【独自ドメイン編】」もチェックしてくださいね!

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